血行促進
青汁には、身体の血行を促進する成分が豊富に含まれています。血行は、身体の組織への酸素と栄養素の運搬や、老廃物の体外への排出に関わり、身体の健康にとって重要です。
青汁には、ビタミンEが含まれています。ビタミンEには、血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑制する働きがあります。このため、ビタミンEには毛細血管を広げる働きがあり、血行促進に役立ちます。
青汁には有機ゲルマニウムも含まれています。有機ゲルマニウムは炭素とゲルマニウムの化合物で、青汁に豊富に含まれる葉緑素を構成する成分のひとつです。
有機ゲルマニウムには、赤血球の細胞膜を柔らかくして血液の循環を補助する作用があります。有機ゲルマニウムを含む青汁は、血液の流れをスムーズにして血行を促進します。
ω-3脂肪酸の増加作用に記載の通り、青汁にはDHAとEPAの体内濃度を高める作用があります。DHAには血管壁の細胞膜を柔らかくする働きがあり、血管の柔軟性を高めて血液の流れをスムーズにします。EPAには血液が固まるのを抑える働きがあり、血液をサラサラにして血行促進に役立ちます。
また、活性酸素は血行悪化の原因になります。一酸化窒素は、血管周辺の筋肉に作用して血管を拡張させる成分です。活性酸素はこの一酸化窒素と反応して、一酸化窒素の作用を消滅させてしまいます。これにより血管の拡張が妨げられ、血行が悪化します。
抗酸化作用に記載の通り、青汁には活性酸素を中和する抗酸化作用があります。青汁は活性酸素から一酸化窒素を守り、血行悪化を防ぎます。
さらに、コレステロール低下作用に記載の通り、青汁には血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる作用があります。血液中の脂質が減少することで血液がサラサラになり、血液の流れがスムーズになります。