「青汁の効能って?」

青汁を飲んで、必要な栄養素を摂取

現代人は慢性的な野菜不足に陥っていると言われています。
慢性的な野菜不足は、「生活習慣病」を発症する確率を高めるため、バランスの取れた食事で体に必要な栄養素を摂取する必要があります。
青汁には、野菜から摂取する必要のある栄養素が多く含まれているため、毎日飲むことで体に必要な栄養素を取り入れることができます。

青汁に含まれている代表的な栄養素と効能

青汁にはたくさんの栄養素が含まれています。
主に緑黄色野菜からつくられているため、「ビタミン類」「ミネラル」「食物繊維」を多く含んでいます。
これらの栄養素の効能について取り上げます。

ビタミン

青汁には主に、「ビタミンC」「ビタミンA」が多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは強い抗酸化力を持っています。
これは、ビタミンCそのものが酸化しやすい物質であるからです。
活性酸素が体内で過剰に増加すると、細胞は酸化してしまい老化してしまいます。
青汁を飲んでビタミンCを摂取することで、細胞の酸化を抑制し、アンチエイジング効果を期待することができます。
さらにビタミンCを摂取することで、免疫機能を強化し、胃がんや動脈硬化を予防することができます。

ビタミンA

青汁を飲んでビタミンAを摂取することにより、粘膜を強化して、風邪などの病気にかかりにくい体を作ることができます。
肌の潤いを保つためにもビタミンAは必要不可欠です。

ミネラル

ミネラルとは「カルシウム」「マグネシウム」「鉄」などの栄養素の総称です。

カルシウム

大人の場合、体内に約1㎏のカルシウムがあり、骨や筋肉の健康を保っています。
カルシウムは骨や歯の材料となるため、カルシウムを摂取することで骨粗鬆症を予防することができると同時に、筋肉の収縮を正常化するためにも必要な栄養素です。

マグネシウム

マグネシウムは血流を促進して、血圧を安定させる働きがあります。
不足すると脳へ送られるはずの酸素が不足し、学習能力が低下してしまいます。

原材料別―代表的な栄養成分と効能

青汁によって主原料となる野菜が違うため、それぞれに含まれる栄養素も違います。
代表的な青汁の主原料に、「大麦若葉」「明日葉」「クマザサ」「長命草」があります。

大麦若葉

大麦若葉の青汁に含まれる酵素として、「SOD酵素」を挙げることができます。
SOD酵素は体内の活性酸素を除去してくれる酵素で、大きな特徴はもともと体内に存在している物質であることです。
SOD酵素を摂取することで、肌ハリや髪のツヤを保つことができます。

明日葉

「カルコン」は明日葉の青汁に含まれる、特殊な栄養素です。
カルコン摂取によって、脂肪燃焼効率を高め、血糖値を下げることができるため、明日葉の青汁を飲むことで肥満を防止することができます。

クマザサ

クマザサの青汁には、「バンフォリン」と呼ばれる成分が含まれています。
防腐効果・抗菌効果に富むバンフォリンは、細胞や細胞膜を強化して、体の免疫能力を高めることができます。

長命草

長命草には「イソサミジン」という特殊成分が含まれており、長命草の青汁を飲んでイソサミジンを摂取することで、頻尿や尿漏れを改善することができます。
頻尿や尿漏れの原因は、排尿を司る筋肉(排尿筋)の過剰収縮です。
イソサミジンは排尿筋の過剰収縮を抑制することができ、排尿機能を改善することができるのです。

毎日飲んで、健康維持(まとめ)

青汁には私たちの体に必要な栄養素が多く含まれており、色々な効能があります。
毎日青汁を飲んで、必要な栄養を摂取しましょう。
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